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おっくそ
音楽を聴いていて、アーティストや曲名にfeaturingやfeat.、ft.が入っているのを1度は見たことがあるのではないでしょうか?
例えば「Avicii – SOS feat. Aloe Blacc」はAvicii(アヴィーチー)が作ったSOSという曲ですが、Aloe Blacc(アロエブラック)というアーティストをフィーチャーしています。
このフィーチャリングという言葉を見たことや聞いたことはあっても、どういう意味なのか明確に説明できない人も多いと思います。
ちなみにfeaturingはフィーチャリングと読み、またfeat.やft.はfeaturingを略したものです。
今回はこのフィーチャリングについて、詳しくご紹介しようと思います。
単語としてのfeatureの意味
weblio英和辞典でfeatureの意味を調べてみました。
featuring [アーティスト]のような形なので他動詞の意味を見てみます。
すると、~を主演させるという意味がありました。
また例文にはa film featuring a new actress: 新人女優を主演とする映画とあります。
単語の意味として、[アーティスト]を主演させるという意味があるようです。
featuring(フィーチャリング)の意味
それではfeaturing(フィーチャリング)の意味を調べてみます。
Wikipediaには以下のように記載がありました。
フィーチャリング(featuring)は、特定の人物・事柄などを特色として際立たせること。フィーチャー。featuringはfeatureの現在分詞で、日本語では「特集」を意味し、音楽界では「客演」の意味で使われる
まだ難しい表現でよく分かりません。
さらに調べてみると以下の3つのページで説明を発見しました。
これらのページを見てみると、やはり単語としてのfeatureの意味通りで、featuring 〇〇で〇〇を主演させる/主役に据えるという意味になります。
最初に出した「Avicii – SOS feat. Aloe Blacc」で説明すると、「AviciiがAloe Blaccを主演させたSOSという曲」であったり、「Aloe Blaccをゲスト出演させた曲」や「Aloe Blaccに特別出演してもらった曲」というニュアンスになります。
フィーチャリング(featuring)はコラボ(with 〇〇)とは違うのか?
△△ with 〇〇のようなアーティストの表記があったりします。
ただしこのwith 〇〇はフィーチャリングとは別物です。
△△ featuring 〇〇と△△ with 〇〇の異なる点は、△△と〇〇の(力)関係です。
△△ with 〇〇においては、△△と〇〇は同等です。
一方で△△ featuring 〇〇においては、△△よりも〇〇の方が上となります。
△△ featuring 〇〇では〇〇を主演させている/主役に据えている ので主役は〇〇となります。
「△△が大物の〇〇にお願いして自分の曲に出てもらっている」というケースも多いようです。
「Avicii – SOS feat. Aloe Blacc」で言えば、「AviciiがAloe Blaccに依頼してSOSという曲に出てもらっている」ということになります。
プロデューサーであるAviciiが、シンガーとしてAloe Blaccを招いているという構図になります。
ただこのAviciiの場合においては、そこまで「△△が大物の〇〇にお願いして自分の曲に出てもらっている」というニュアンスは強くないと思います。
なぜならAvicii自身も大物ですし、Wake Me Upという曲でもAloe Blaccがシンガーを務めているので、2人はリスペクトしあっている関係と言えます。
まとめ – フィーチャリング(featuring)の意味
EDMでよく見かけるフィーチャリング(featuring)の意味をご紹介しました。
まとめるとfeaturingは、△△ featuring 〇〇で〇〇を主演させる/主役に据える という意味になります。
また「△△ featuring 〇〇」のように使われ、△△がメインのアーティストで〇〇がゲストで呼ばれるアーティストとなります。
ただし、力関係が上なのはフィーチャーされる〇〇の方であり、△△が〇〇をリスペクトし出演してもらっているという構図になります。
ちなみにfeaturing = feat. = ft.です。
今後featuringを見かけたら、注目してみてください。
よくfeaturingされているシンガーを発見したりできます。
では今回はこの辺で。