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おっくそ
先日友人に「EDMフェスに行ってきた」という話をしたら、そもそも「チケットどうやって買うの?」と聞かれました。
「そうか、そもそもチケット購入もフェス参加への障壁になっているのか。」
「初めてだと何を準備していけばいいのかとかも分からないのか。」
ということで今回は、チケットの買い方を含めたEDMフェスに行くための準備について書きたいと思います。
チケットの買い方を除いて、持ち物や服装に関しては男性向けになっているのでご了承ください。
チケットを買う
正しいルートでのチケットの買い方
まず何と言ってもチケットがないとフェスには行けません。
なのでチケットの買い方からご紹介します。
フェスのチケットを買うのはとても簡単です。
以下に5つのステップに分けて説明しています。
フェス名でググればおそらく1番目に出てくるはず。
例えばUltra Japan 2019に行きたいとします。
多くの場合、ホームページ内のメニューに「チケット」や「Ticket」があると思います。
ない場合、チケットがまだ販売されていない可能性が高いです。
画像内では例として2日通し券を選択しています。
このようにフェスの公式ホームページ内でチケットを購入するわけではありません。
あくまでもチケットを購入する場所は、チケット販売サービス内ということになります。
画像では「チケット販売サービス」として楽天チケットを選択したため、楽天チケットのホームページにジャンプしました。
あとはジャンプした先のチケット販売サービスのホームページに従いチケットを購入してください。
チケット販売サービスを利用したことがない人は、まず利用登録が必要になります。
登録した後の流れとしては、主に以下のようになります。
- 購入したいチケットの種類を選択する
- 購入する枚数を選択する
- 確認・支払いを行う
無事購入できると以下のようなメールが送られます。
画像は僕が実際にサマーソニック2019のチケットを購入した時のものです。
1つめは印刷式、2つめはQRコード式です。
2つめのQRコード式の場合、チケット販売サービスからQRコード(もしくはQRコードへのリンク)がメール送信されます。
そのため当日会場でそのQRコードを見せるだけで入場可能です。
しかし1つめの印刷式の場合、紙のチケットを印刷する必要があります。
チケット販売サービスから送信されるメールにチケット印刷(発券)方法が載っています。
画像の場合、ファミマの発券機で発券するよう指示があります。
印刷の場合(発券の必要がある場合)は、基本的にコンビニでの発券になります。
当日会場ではこの発券した紙チケットを見せることで入場できます。
チケットの購入時期について
フェスによってまちまちですが、開催日の半年ほど前から、チケットの販売がスタートします。
販売スタート日から開催日までの間であれば、いつでもチケットを購入することができます。
ただし早く買うほどチケットの値段が安いので、予定が確定している人は早めに買ってしまいましょう。
売り切れた時にチケットを手に入れる方法
海外からやってきたフェスだと売り切れることはまずないですが、日本発祥のフェスの場合チケットが売り切れる場合があります。
2019年のフジロックやサマーソニックのチケットは売り切れていました。
ただチケットが売り切れてしまった時でもチケットを手に入れる方法があります。
それは転売サイトやSNSです。
「フェス名 チケット」などでググる、もしくはTwitterやインスタグラムで検索してみてください。
すると「〇〇円でXX枚をお譲りします。」といった情報が出てきます。
その投稿者に連絡をとり、チケットを購入することができます。
もちろん公式の方法ではないので、何かトラブルがあった場合、誰も責任を取ってくれないので自己責任です。
クロークは使わない
ここからは、ある重要な方針「クロークは使わない」をご紹介します。(※男性向け)
もちろんこれは僕の意見なので絶対ではないですが、できる限りこの方針に従うことをおすすめします。
利用はこれから説明します。
フェス会場にはクロークと呼ばれる荷物を預けられる場所が用意されます。
もちろんお金を払えば誰でも利用できるのですが、クロークの使用はおすすめしません。
なぜならクロークの利用に並ぶ必要があるからです。
大型のフェスになるとクロークを使うためだけに30分近く並ぶ必要がある場合もあります。
またクロークを使う場合、フェスが終わった帰りに荷物を受け取る必要があり、
フェスが終わって疲れて早く帰りたいときに、再度クロークに並ばなければいけなくなります。
以上のことから、クロークは使わない方針で行くことをおすすめします。
そもそもほとんどの男性にとっては、荷物が多くなることはないのでクロークは不要だと思います。
この「クロークを使わない方針」に従い、持ち物や服装を以下でご紹介していきます。
持ち物
上でご説明した「クロークを使わない方針」なので、荷物は最小限にして行きましょう。
カバンなどは不要で、手ぶらでOKです。
どうしてもカバンを持って行きたい場合は、ショルダーバッグ程度にしておきましょう。
なぜ手ぶらなのかというと、ショルダーバッグさえも会場内で邪魔になるからです。
EDMのフェスは曲に合わせてジャンプしたりするので、ショルダーバッグが体に当たりうっとうしくなります。
そのため以下でご紹介する持ち物はすべて身に着ける、またはポケットに入れて行きましょう。
チケット
持ち物の中で最重要なものです。
QRコードのチケットの場合は大丈夫ですが、紙チケットの場合は必ず財布に入れたことを確認しましょう。
写真付き身分証明書
不要な場合もありますが、Ultra Music Festival(通称: ウルトラ)のように未成年が参加できないフェスの場合は、年齢確認のために写真付き身分証明書が必要です。
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートがこれに当たります。
写真付きじゃないとダメです。
目薬
フェスは基本的に屋外が多く長い時間を日中で過ごすことになります。
そんなときコンタクトを付けている人は特に、ドライアイになってしまいます。
目も日焼けしてしまうので対策として、目薬を持って行きましょう。
リップクリーム
目薬同様、太陽に負けがちなのが唇です。
体質にもよりますが、普段からリップクリームを使う人は持って行きましょう。
リップクリームがないときのストレスは容易に想像できるはずです。
ポケットティッシュ
小さい頃に、家を出る時はハンカチとティッシュを持っていけと親に言われました。
ティッシュはハンカチを兼ねます。
モバイルバッテリー
電車の時刻を調べる、フェスのタイムテーブルを見る、写真・動画を撮る、インスタにアップする、これらすべてスマートフォンで行います。
1日中使っていたらスマートフォンの電池は持ちません。
ポケットに入る小さなサイズでもいいので、モバイルバッテリーは持って行きましょう。
暑い日だとバッテリーの減りが速くなるので、必須です。
サングラス
暑い日の日差しには欠かせません。
ただ持っていく際は、壊れてもいいような安い物にしておくことをおすすめします。
ちなみに僕は持っていかない派です。
壊れやすいのもあるのですが、1番の理由はジャンプする時や夜になった時に邪魔になるからです。
帽子
帽子もサングラスと同様に日よけにもってこいです。
ちなみに僕は帽子も持って行きません。
サングラスと同様の理由です。
タオル
特に夏場は汗を大量にかくことになります。
首にかけておくだけでいいので、必要な人は持って行きましょう。
水に濡らして首にかけると体温を下げることもできるので良いです。
日焼け止め
1日外にいると、たとえ曇りだったとしても日焼けしてしまいます。
持っていくのは少し面倒なので、日焼止めを塗ってから家を出ましょう。
おっくそ
そんな時は女の子から借りるという手もあります。
アクセサリー
EDMフェスに特有のアクセサリーがあるのをご存知ですか?
キャンディー(Kandi)と言われるビーズで作られたアクセサリーです。
日本だとあまり見ないですが、海外のフェスだと多くの人が身に付けています。
ビーズでリストバンドやネックレス、マスクなどを作り、それを身に付けます。
大量のキャンディーを付けた人たちのことを「キャンディーレイバー(Kandi Raver)」と呼んだりもします。
(EDMフェスのことをRave(レイヴ)と呼びます)
詳細は「EDMファッションを教えて!Kandiってなに!?」で紹介されているので、興味がある人は自分だけのキャンディーを作って付けて行きましょう。
服装
基本的にEDMフェスが真冬に行われることはめったにありません。
そのため春・夏・秋の服装という前提で話を進めます。
服
まず上半身ですが何でもOKです。
フェスの記念Tシャツの人もいれば、好きなアーティストのTシャツ、ふつうのTシャツ、タンクトップの人も当然のようにいます。
中にはムキムキの上裸の人もいます。(会場までは服を着て、入場してから脱いでいます)
会場内ではジャンプしたり動きますし、そもそも熱気があるので気持ち薄着をおすすめします。
ただし汗をかいた状態での帰りの電車がとても寒いので、うまく調整できるようにしてくださいね。
ちなみに春や秋の肌寒い時期はどうすべきか。
Tシャツ1枚だと寒い時期もあると思います。
そんなときは1枚上に着ていけばよいのですが、暑い時に脱ぎやすいものにしましょう。
Tシャツだけだと寒い場合は、僕はいつもパーカーやウインドブレイカーなどを着て行き、暑くなったら脱いで腰に巻くようにしています。
ズボン
気温などに合わせて、長ズボン・半ズボンどちらでもOKです。
動きにくい固めのデニムや、通気性が悪い革製のスボンなどはやめておきましょう。
また、できるだけポケットが多いものを選ぶことをおすすめします。
なぜかと言うと、上で書いた持ち物をポケットに入れるためです。
500mlのペットボトルが入るポケットがあれば、なおよいですね。
会場で購入したペットボトルを手に持つのはだるいのでポケットに入れておきたいからです。
靴
フェスの場合、サンダルでもOKだったりしますがおすすめはできません。
なぜなら必ず足を踏まれるので、サンダルだと危ないからです。
EDMフェスでは、東京の満員電車レベルに人同士が密着し、かつ観客が曲に合わせてジャンプするような環境です。
そのため足への負担が少ない履き慣れたスニーカーをおすすめします。
その他注意事項
飲食物の持ち込みについて
基本飲食物は持ち込みできない場合が多いです。
会場入り口で持ち物検査を行うので、そのときに持ち込み不可のものは没収されます。
フェスによりますが、水のペットボトルのみ持ち込み可能な場合はあります。
会場内で購入する前提で行きましょう。
とは言ってもアルコールを入れていきたい場合も多いと思います。
おっくそ
そんな時は会場に入る前に、缶チューハイを飲むのがおすすめです。
僕はよく、会場近くのコンビニに寄ってストロングチューハイを1本飲んでから、会場に入るようにしています。
もちろん飲む時はマナーを考えましょうね。
ただし同じ考えの人がたくさんいるので、最寄りのコンビニはすぐにお酒類が売り切れになってしまうので注意してください。
熱中症にはご注意を
フェスは真夏にも開催されます。
そのときに忘れてはいけないのが熱中症対策。
と言っても、上で書いたように持ち物は最小限に抑えたいので熱中症対策グッズを持っていくのも気が引けます。
なので会場ではしっかり水分を取るように心がけましょう。
ソフトドリンクも会場内では300円とかします。
たしかに高いですが、「こまめに水分を」を徹底してください。
できれば水ではなくスポーツドリンクやジュースなどのミネラルが入ったものが良いです。
もちろんお酒じゃ水分補給になりませんよ。
実際に会場で倒れた人を見たこともあります。
せっかくの楽しいイベントなので、体調が崩れたら元も子もないですよね。
まとめ
EDMフェスの
- チケットの買い方
- 持ち物
- 服装
をご紹介しました。
「興味はあったけど、どうやってチケットを買っていいか、服装とか、何を持っていけばいいのか分からない。」という人はぜひ、今後フェスに参加してみてください。
EDMはフェスに参加して初めて、良さを実感できる音楽だと思います。
「EDMはたまに聞くけど、フェスは未体験」の人、フェス会場で会いましょう。
では今回はこの辺で。