【ITコンサル】PMOはつまらない?実はおすすめな理由を紹介

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読者
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コンサルのPMOってつまらないと聞くけど実際どうなんだろう?

今回はそんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • PMOの役割について
  • PMOは実はおすすめである理由
おっくそ
おっくそ

こんにちは、おっくそです。

「PMOってつまらない」

そういう評判を聞きますよね。

「PMOって価値があるのかな?」という疑問を持つ方もいると思います。

PMOは本当につまらないだけなのでしょうか?

PMOの役割と価値を知ることで、今後のキャリアの進み方も変わるかもしれません。

本記事では、PMOの役割を整理しつつ、PMOのメリット・デメリットを紹介し、実はPMOがおすすめな理由も書いています。

僕自身、PMOも経験したITコンサルですので、実態に沿った情報をお伝えできると思います。

PMOに興味のある方、キャリアに悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

おっくそ
おっくそ

【著者プロフィール】

・新卒から勤務していたアクセンチュアを退職しフリーランスとして2022年に独立

フリーランスのITコンサルとして案件を受けている

【ITコンサル】PMOの役割とは?

PMO(Project Management Office)とはその名の通り、プロジェクト管理を行うポジションです。

PMOの役割は、個別のプロジェクト管理・システムの品質向上・リソースとコストの調整・人材開発など広範囲に及びます。

https://backlog.com/ja/blog/what-is-the-role-and-benefits-of-a-pmo/

日本PMO協会というPMOの協会でも定義が書かれているのでご参考まで。

PMOの立ち位置

体制図的には以下の図のように、各チームの並行の位置付けというよりは、1つ上の階層で、PM(プロジェクトマネージャー)と各チームの間のような立場になるのが一般的です。

どちらが偉いとかではなく、横串的な立ち位置です。

他にも下図のような体制になる場合もあるようですね。

上の図は、下の図の「全社型」にあたります。

https://www.npmo.org/pmoとは/

PMOの業務内容

PMOの業務は多岐にわたります。

日本PMO協会によると、PMOの役割として以下のように記載されています。

  • プロジェクトマネジメント方式の標準化
  • プロジェクトマネジメントに関する研修など人材開発
  • プロジェクトマネジメント業務の支援
  • プロジェクト間のリソースやコストの各種調整
  • 個別企業に適応したプロジェクト環境の整備
  • その他付随するプロジェクト関連管理業務

ちょっと堅苦しい表現でよく分からない方もいると思うので、簡単に書いてみると以下ような業務になりますね。

  • プロジェクトの課題を管理し解決まで推進する
  • 上層部向けの資料を作成する
  • プロジェクトの進捗を管理する
  • 変更管理のプロセスなどを整備する

もちろん他にもありますし、プロジェクトによっても業務内容が異なったりします。

会議調整やプロジェクト成果物の整理、プロジェクトルームの整備など雑務的な仕事を任されるのも事実です。

そのため「つまらない」と感じる方がいるのではないでしょうか。

PMOは本当につまらないのか?

PMOについてご紹介しましたが、この業務内容によって「つまらない」と感じる場合があるのが事実です。

一般的には「つまらない」と感じる理由はいくつかあるようですね。

つまらない理由①:雑務が多い

つまらない理由の1つ目は、役割のところでも書いたように雑務によるものです。

必ず雑務が多くなるわけではないですが、年次が低い時などはどうしても単純作業が多くなりますよね。

必要な作業であることは間違いないのですが、業務をする本人からするとストレスが溜まる原因になり得ます。

つまらない理由②:コンサルのイメージと違う

2つ目のつまらない理由は「コンサルのイメージと異なる」ということ。

コンサルのキャリアをイメージしていた人が、PMOの業務を経験することで「イメージしていたキャリアと違う」と違和感を持つことはたまにあります。

つまらない理由③:仕事の価値を感じない

1つ目の理由とも関連しますが、「仕事の価値を感じないこと」が理由の3つ目です。

雑務をはじめとした裏方の作業が多くなるPMOでは、「自分の価値」に疑問を持ってしまう場合もあるでしょう。

間違いなく価値があるのですが、PMOという立ち位置ゆえに価値を感じにくい実態があるようです。

【経験談】裁量があればつまらないとは感じない

最後に僕の経験談を書いておきます。

PMOを経験してきましたが、たしかにつまらない側面はあります。

ですが逆にやりがいを感じた時もありました。

それは自分に裁量がある場合ですね。

つまり自分である程度判断して物事を進めることができる時です。

誰かに「この作業をやって」と言われて、単純に作業するだけではたしかにつまらない場合もある。

ですが自分で状況判断し、やるべきことを見定めてマネジメント業務を行うというのはやりがいを感じることができるということです。

PMOになったとしても、裁量を与えてもらえるチャンスがあるのであれば、そのままPMOとして続けるのもありだと思いますよ。

PMOを経験することのメリット・デメリット

PMOがつまらないと感じてしまう理由をご紹介しましたが、PMOを経験することのメリット・デメリットも紹介します。

STARTUP HACKの記事を参考にまとめてみました。

PMOのメリットは以下の通り。

  • プロジェクトマネジメントの経験を積める
  • エンジニアと比較するとクライアントと対話する機会が多い
  • プロジェクトを俯瞰することができる
  • 会議をファシリテーションする力がつく
  • フリーランスのPMOになることもできる

進捗や課題の状況をクライアントに報告する機会があるため、クライアントコミュニケーションの機会は得られますね。

あとはマネジメントの立場であり1つのチーム内に閉じないので、プロジェクトを俯瞰できるという面があります。

また一方でデメリットは以下の通り。

  • 成長や貢献感を感じにくい
  • PMO経験単体では市場価値があまり高くない

PMOはどのプロジェクトでも存在する組織なので、経験する方も多いと思います。

なので希少価値という意味で、市場価値が高くはならないということですね。

とはいえ何事も突き詰めれば市場価値は上がるのでそこまで気にしなくてよいと思います。

もしくはPMO経験+業務知識、PMO経験+システム知見のように、PMO経験プラスアルファを持てるとより市場価値は高まりますよ。

PMOは実はおすすめな理由

最後にPMOは実はおすすめである理由をお伝えしたいと思います。

それはPMOを経験することのメリットのなかにもありました。

それは「フリーランスのPMOになることもできる」という点です。

フリーランスの世界ではPMOの人材需要が多いんですよね。

フリーランスになるべきというわけではなく、会社員のほかにフリーランスという選択肢を持つことができるということが魅力だと思います。

何事も選択肢は多い方がいいですからね。

僕自身もPMO経験を活かしてフリーランスをやっているITコンサルタントの身です。

このフリーランスという選択肢を持つためにも、PMOの経験はおすすめなのです。

まとめ

今回は「PMOはつまらない?」というテーマで書いてきました。

PMOの役割、PMOがつまらないと思われる理由、PMOのメリット・デメリット、そしてPMOが実はおすすめである理由もお伝えしました。

もしそれでも「いまPMOなんだけどつまらない。プロジェクトを抜けたいな」と考えている方は以下の記事も参考にしてみてください。

プロジェクトや自分の経験に対して悩みますよね。

僕も悩み続けたキャリアを歩んできました。

悩んで、調べて、相談して、ぜひ自分が後悔しないような選択をしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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